川崎市宮前区を拠点とするボーイスカウト川崎第54団ビーバー隊(ボーイスカウトの年長~小2部門)は、6月8日日曜日に土橋小学校にてボーイスカウト体験会(通称スカウトフェア)を実施しました。
スカウトフェアは、各隊が催し物を行って見学の皆さんと活動を楽しむ、団全体で行う活動です。ビーバー隊では、割りばしロケットの工作と、重さ当てゲームを行いました。
見学の方が続々と来られる中、割りばしロケットの工作スタートです!


割りばしロケットは、割りばしを軸にして輪ゴムの力で、牛乳パックで作った円板を飛ばす仕掛けになっています。
工夫が必要な箇所もありましたが、大人のサポートもいただきつつ、ほとんどの皆さんが完成させられました。

都合でなかなか充分に飛ばせる時間が取れませんでしたので、持ち帰って頂いたロケットはぜひ別の広い場所でも、あらためて遊んでみていただければと思います。
次に重さ当てゲームをしました。目指す重さをそれぞれがくじ引きで決めて、その重さに近づけるように石や木の実を集め、測りで答え合わせをするゲームです。見本があり、その重さを参考にして、重さを加減していきます。
大人でもなかなか難しそうなこのゲームですが、誤差わずか数gを記録したスカウトには驚きました。当てに行く子、測ることに夢中になる子、お子さんによって個性がありました。
見学の皆さんをお見送りした後、団全体でおわりのセレモニーです。
ビーバー隊では、小枝章の授与がありました。


小枝章とは、スカウト自身が活動で学び、成長したことが認められた証です。木の葉章を10枚集めると小枝のワッペンがもらえ、皆の前でエールを送られてモチベーションにつながります。
木の葉章では、「せいかつ」「けんこう」「しぜん」「しゃかい」「ひょうげん」5科目に分かれた課題の中の細目を、活動に参加するなどして達成していくと、1枚ずつ木の葉のシールがもらえます。
今年度は、おうちで行った活動にも木の葉章を与える取り組みをしているため、小枝章授与の機会が多くあります。今回は8名が一度に表彰となりました。
とても元気な声で、エールに応えるスカウトたちなのでした。

ずっと雨が降り出しそうなお天気にも関わらず、24名のお子さん達がボーイスカウト体験に参加しました。ダンス、工作、ゲーム、短い間にも盛りだくさんの一日でしたね。
見学の皆さんにもスカウトたちにも、楽しんでもらえていたら何よりです。